初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。ふらいと と申します。
個人的に最終三桁+レート19台に乗せる事ができたので、記事を書くことにしました。
正直自己満でしかありませんが、時間のある時に見ていただければと思います。
最初に断りを入れておきますが、過去の自分が調整意図をちゃんと残してないので、努力値の意図に関してはざっくりとなります。ご了承を。
そして、この記事を砂パだと思ってみてくださる方には申し訳ございません。最初は砂オロチ+αのつもりでしたが、余りにも環境が砂に優しくなかったこともあり、ほとんどそれ以外の三匹で戦ってました。
構築経緯
レギュFでは自分の推しポケであるミミロップが使えない環境だったので、使える子の中で一番の相棒(見た目アド)のカミツオロチを採用するところから始めました。
オロチの強みを考えたところ、「対水ウーラオス、井戸オーガポン、キノガッサ」が基本になるかと思い、逆にそこがキツいポケモンを探したところ、カバルドンとドリュウズの砂構築に辿り着きました。カバドリ使いたかったから回したら体感良かっただけ。
「カミ砂オロチ」と呼ばれる並びは一月下旬には回しており、残りの三匹を色々試しながら対戦しました。そして、個人的に昔から使い勝手が良かったウルガモス、ガチグマやブリジュラス等の特殊を見る為のアシレーヌという所まで四月前半には決まりました。
残りは色々と使いながら試し、最終的に竈オーガポンとイダイトウがキツかったのでトドロクツキを採用してパーティを完成としました。
各ポケモンの紹介
カミツオロチ
NN:アレット
再生力 脱出パック フェアリーテラス
図太い HP252 防御20 特防236
気まぐレーザー リーフストーム
自己再生 欠伸
相棒の子。
対水ウーラオス、井戸オーガポン、キノガッサあたり。その割には特殊に回してますが、一応対面臆病ハバタクカミのムーンフォース耐えではあるが、それにしては少し過剰に振ってる。かと言って他に何かを意識した耐久と言うわけでもない。昔の自分が調整意図を残してないのが悪い。
ただ、この振り方でも防御耐久は高く、特にこちらのパーティによく出てくる井戸オーガポンには無類の強さを誇り、対面負けたのは一回くらいです。砂以外の子も、井戸オーガポンがキツい子が多いので、見えた瞬間にウキウキで選出していた。
テラスは最初鋼で使っていましたが、テラス切らされてからウーラオスと対面、格闘技で押されることが多かったのと、スケショカイリューが増えていたこともあったのでフェアリーに。
技構成は脱出用のリーフストーム、起点作り用の欠伸、最後に残って連打することがあったので流星群ではなく気まぐレーザー。脱出パック型だとリサイクルが多いと思いますが、そこまで使いまわしたい構築でもなかったため居座ることになっても対応できる自己再生にしました。(リサイクルも試して良かったかと思います)
選出順位 4位
カバルドン
NN:サハラ
砂起こし さらさら岩 草テラス
慎重 HP252 防御132 特防124
欠伸 吹き飛ばし
カレー好きな子。
「砂パ使いてぇ」と思っての採用。バンギラスは対水ウーラオス時に水技ではなく格闘技が飛んでくる可能性がある為却下。(最初の目的は飛んでくる水技をカミツオロチで受ける想定だったため。)サダイジャは一度攻撃を受けないといけない為却下。(受け出しても砂がまってないと意味がないため。)
耐久は臆病眼鏡ラティオスの流星群確定耐えまで特防に振り、残りを防御に回した形になります。
テラスは引き先がいない時に水技や草技を受けるために草テラス。
技構成に関してはザ・普通のカバルドンかと。カイリューやぷかぷか浮かぶサーフゴー等を意識して氷の牙や岩技の採用も考えたが、試すことなく終わりました。
選出順位 5位
ドリュウズ
NN:たがね
砂かき 命の珠 ステラテラス
陽気 攻撃252 特防4 素早さ252
身代わり 剣の舞
砂下のアタッカー。そもそもドリュウズがレギュFで解禁されたため砂を使いたいとなった。
振り方は普通のASアタッカー。意地っ張りで最初運用してましたが、ブーストハバタクカミに抜かれて上から叩かれることが多かったため素直に陽気最速にしました。
テラスはステラテラス。地震とアイアンヘッドの一撃目を高火力で放ってました。
身代わりの所は、最初テラバーストにしてステラテラバースト打ってました。これはこれで刺さった時に強かったり、テラス切ってきそうな相手に強気ジャンケンしかけにいけるのが強かったです。身代わりにしたのは結果残した人が採用していたので試した所、ちゃんと強かったので採用。どちらにも良いところはあるので、使う人の好みかと思います。
選出順位 6位 砂パとは？
ウルガモス
NN:ソル
炎の体 隠密マント ドラゴンテラス
臆病 HP244 防御220 素早さ44
火炎放射 テラバースト
蝶の舞 朝の日差し
いかつい子。
技構成、テラスタイプ、道具、どれをとってもはてなマークが浮かびそうな子。それでもアシレーヌと争うくらいのMVP。少なくとも一番テラス切ったのはこの子だと思う。レギュFより前からよく使っており、最初の方は抜けてましたが、結果的に入ってきました。
素早さを一回蝶の舞積んだ時にブースト無しテツノツツミを抜けるラインにし、残りを物理耐久に回しました。お陰で色々な攻撃を耐えながら積めた反面、素の火力があまり無かったことや、ランドロスより遅くて上から挑発を受けたことが多少ネックではあった。
テラスは水と炎をはじめ、草や電気まで纏めて受ける為のドラゴン。最初は水テラスだったが、あまりにも竈オーガポンがオーガポンだったり、カイリューに手も足も出なかった為、手くらいは出せるようにと変更しました。結果的に水の時と比べてハバタクカミやパオジアンに負ける試合も増えたが、それよりも拾えた勝ち試合が増えたと思う。
炎の舞ではなく火炎放射なのは、自分というプレイヤーが五割を引き寄せることができないプレイヤーだった為。結果的に少しではあるが火力は伸び、ワンチャンの火傷も手繰り寄せることができたので良かった。ドラゴンテラバーストはマルチスケイルが取れたカイリューに対してビックリテラスで打ち込んだり、オーガポンに打ったりした。
隠密マントの採用意図は、この子の前任の子が対オオニューラやキョジオーンをどうにかしよう枠だったので、引き継ぎの形で採用。結果、無限にフェイタルクローを打たれたり、岩石封じから入られたりして、無限にアドを稼ぎ続けた。隠密マント信者になりそう。
選出順位 2位
アシレーヌ
NN:ラルム
激流 突撃チョッキ 毒テラス
控えめ HP204 防御4 特攻188 特防92 素早さ20
泡沫のアリア ムーンフォース
ウルガモスと双璧を成すMVP。多分砂選出の時以外全部出してるんじゃないかレベル。それくらいには環境的に出しやすかったし、何より赫月ガチグマとブリジュラスが多すぎた。
正直色々な構築記事見て参考にしたため、テラスタイプの意図や努力値の調整意図の参考先が明確にある訳ではない。強いて言うなら、赫月ガチグマに上から動かれる事がそこそこあったので、素早さを4振りから60属抜き抜きまで振り直したくらい。
技構成も言うことはない。ドヒドイデがどうしてもキツく、クイックターンをエスパー技に変えようかとも考えたが、クイックターンが便利だったのでそのまま使用した。ドオーもキツかったので検討しても良かったかもしれない。
選出順位 1位
トドロクツキ
NN:ツクヨミ
ブーストエナジー 拘り鉢巻 鋼テラス
陽気 HP36 攻撃220 素早さ252
叩き落とす 逆鱗
アイアンヘッド 蜻蛉返り
最後のピース。上の五体だと竈門オーガポンとイダイトウが重い事が多く、色々と探した結果この子に落ち着いた。
この子は明確に参考にしたものがあり、だいすけさん(@Daisuke_poke)の記事を参考にしました。なので、調整意図等はこちらの方を確認してください。(掲載許可済み)
https://daisuke-poke.hatenablog.jp/entry/2024/03/02/194200
お陰でイダイトウ入りにも勝てる試合が増えたので、この子が見つかってよかったと思いました。「逆鱗で全て蹴散らせ」という試合が多かった気もします。
選出順位 3位
選出
基本選出…のように言えるものは正直無く、「まず砂が通せるかどうか」という観点から選出を考えていました。と言うのも、相手視点「砂パだしそこを通されないように強い子を出そう」となる(という決めつけ)ので、砂に強いポケモンは基本的に来ました。
それもあって砂が裏選出のような扱いにはなりましたが、言い方を変えれば、「砂パを使った選出誘導」となります。これ自体は目論見通り行ったと思うので、後は相手が裏込みでどこまで採用してくるかを考えながら選出を考えてました。
個人的ですが、砂を出すかの指標を書いておきます。
tier1(コイツがいたらほぼ絶対に砂を出さない)
ヘイラッシャ チオンジェン アーマーガア イダイトウ♂
tier2(ここのポケモンが二体以上いたら出したくない)
井戸オーガポン 通常オーガポン ウーラオス グライオン ゴリランダー 赫月ガチグマ テツノツツミ エルフーン キノガッサ その他ドリュウズにタイプ一致先制技で弱点がつけるポケモン
tier3(ここのポケモンが三体以上いたらよく考えよう)
竈門オーガポン 礎オーガポン ママンボウ パオジアン オオニューラ 霊獣ランドロス ガブリアス ディンルー その他ドリュウズが剣の舞を使わないと落とせない耐久のポケモン
ざっくりとなので抜けがあるかもしれませんし、人によっては「これは大丈夫」と捉える人もいるかもしれません。(ちなみに九世代の覇者カイリューさんは、「砂だけで見れば特段困らないけど、どうせこの中の二、三体と同期してる」です。)
まあ見ていただいたらわかると思いますが、現環境砂に優しくありません。それでも握ってたのは単に「相手の選出にかよってるから、変に崩したくない」という気持ちがあったからです。
終わりに
ここまで見てくださった方、本当にありがとうございます。記事としては「レート19台に振れただけの、上を見ればもっと強い人がいる」位の人間の記事でしかありませんが、それでも誰かの参考になればと思い、書き残すことにしました。
これからレギュG、禁伝環境がやってまいります。やってきてしまいます。我が愛しのミミロップも未だに使用制限がかかっている状態なので、次に自分が筆を取るのは次の世代になるかもしれませんが、もし見かけた時にはまた読んでいただけると有難いです。
